刃状転位(edge dislocation)
刃状転位(じんじょうてんい)は結晶の変位方向を示すバーガースベクトルと転位線が直行する欠陥。
3次元の原子の並びを上下方向の面としてみれば、上半分には6枚の面が存在するが、下半分には5枚の面しかない。
すなわち、上側には余剰な半面が挿入されたものと考えることができ、余剰半面の下端部は奥行き方向に乱れた構造となっている。これが刃状転位である。
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