表面準位(surface state)
材料表面に存在するエネルギー準位。半導体においては、電子と正孔の再結合が表面準位を介して行われるなど、半導体の電気的性質に大きく影響を与える。
例えば半導体結晶において、表面や界面、格子欠陥付近では共有結合を形成する相手原子が存在しないことから、結合に関与しない電子(不対電子)で占められた未結合手(ダングリングボンド)が存在する。ダングリングボンドは表面準位を形成し、キャリアのトラップとなり得る。
材料表面に存在するエネルギー準位。半導体においては、電子と正孔の再結合が表面準位を介して行われるなど、半導体の電気的性質に大きく影響を与える。
例えば半導体結晶において、表面や界面、格子欠陥付近では共有結合を形成する相手原子が存在しないことから、結合に関与しない電子(不対電子)で占められた未結合手(ダングリングボンド)が存在する。ダングリングボンドは表面準位を形成し、キャリアのトラップとなり得る。