【離職率3%以下】新卒が辞めない会社TOP24社

離職率 3%以下 会社

就職・転職の際の企業選びで欠かせないのが「離職率」です。年収がいくら高くても、長期的に働けない会社ではよい選択肢とは言えません。

反対に、離職率が低い会社は「待遇・ライフワークバランス・仕事内容」のバランスが取れており、総合的に働きやすいと言えます。

この記事では、半導体関連企業の中で「3年後離職率が3%以下」の企業TOP24をランキング形式で紹介します。

【離職率3%以下】新卒が辞めない会社TOP24社

ランキング企業名3年後離職率
1位レーザーテック0.0%
2位アジレント・テクノロジー0.0%
3位住友大阪セメント0.0%
4位荒川化学工業0.0%
5位コベルコ科研0.0%
6位堺化学工業0.0%
7位SMK0.0%
8位椿本チエイン0.0%
9位リョーサン0.0%
10位AREホールディングス0.0%
11位東京エレクトロン0.4%
12位トクヤマ2.0%
13位味の素2.1%
14位浜松ホトニクス2.1%
15位SMC2.2%
16位東京ガス2.3%
17位日産化学2.5%
18位東ソー2.5%
19位東京応化工業2.6%
20位ファナック2.8%
21位アンリツ2.9%
22位AGC3.0%
23位日本電気硝子3.0%
24位豊田合成3.0%

(出典:就職四季報, EDINET, リクナビ2025, マイナビ2025)

1位 レーザーテック

1位はレーザーテックです。3年後離職率は0.0%です。

レーザーテックは、半導体関連装置を製造する装置メーカーです。フォトリソグラフィー工程で使用されるフォトマスク・マスクブランクスの検査装置で高シェアを有しています。

EUVリソグラフィー用のEUVマスク関連装置でも高いシェアを有し、EUV光源を使ったマスク欠陥装置では世界シェア100%を誇ります。

レーザーテックの企業研究

2位 アジレント・テクノロジー

2位はアジレント・テクノロジーです。3年後離職率は0.0%です。

アジレントテクノロジーは、化学分析機の開発・製造・販売・サポートを行う企業です。化学分析分野の世界シェア1位を誇ります。また、ガスクロマトグラフ(GC)やICP-MSなど、各種分析機器でもシェア1位を獲得しています。

半導体製造工程において、各種工程での超微量不純物分析や、試薬中の不純物分析など、化学分析の側面から半導体業界を支える大手企業です。

アジレント・テクノロジーの企業研究

3位 住友大阪セメント

3位は住友大阪セメントです。3年後離職率は0.0%です。

住友大阪セメントは、セメント、鉱産品、建材、光電子材料などを扱う、日本のセメントメーカーです。セメントの売上では、太平洋セメント、宇部三菱セメントに次いで、国内3位を誇ります。

新材料事業では、半導体製造装用部品として静電チャック、SiCヒーター、高純度SiCスパッタリングターゲット、SiCセラミック部品などを製造しています。

住友大阪セメントの企業研究

4位 荒川化学工業

4位は荒川化学工業です。3年後離職率は0.0%です。

荒川化学工業は、松やにを精製した樹脂であるロジンを始めとする樹脂などの製造を行う化学メーカーです。製紙用薬品や、印刷インキ用樹脂、粘着・接着用樹脂など、幅広い化学品を扱っています。

半導体・電子部品関連では、パーティクル除去剤や、半導体ファインケミカル材料として使用される、有機化学樹脂の製造を行っています。

荒川化学工業の企業研究

5位 コベルコ科研

5位はコベルコ科研です。3年後離職率は0.0%です。

コベルコ科研は、受託分析やを主要事業とする、神戸製鋼グループの総合試験研究会社です。高度な分析により顧客の課題解決を図るほか、スパッタリングターゲット等を製造する特殊溶解材料事業や、半導体検査装置(LEO)の製造・販売も行っています。

装置メーカーとして、ライフタイム測定装置、平坦度・形状測定装置、エッジ・ノッチ形状測定装置など、半導体検査装置を開発・販売しています。

コベルコ科研の企業研究

6位 堺化学工業

6位は堺化学工業です。3年後離職率は0.0%です。

堺化学工業は、酸化チタンや、酸化亜鉛、触媒、化粧品材料、医薬品原料などを製造する、総合化学メーカーです。微粒子化や形状制御といった粉体制御技術に強みを持ち、半導体封止材料向けの球状シリカを製造・販売しています。

堺化学工業の企業研究

7位 SMK

7位はSMKです。3年後離職率は0.0%です。

SMKはコネクタ、リモコン、スイッチ、タッチパネル等を扱う、電子部品メーカーです。後工程のIC検査で使用される「半導体ソケット」を製造しています。

会社としてオープンイノベーションの取り組みを長年行っており、欧米・イスラエルを中心として年間1000社以上のを探索し、次世代の技術探索を行っています。

SMKの企業研究

8位 椿本チエイン

8位は椿本チエインです。3年後離職率は0.0%です。

椿本チエインは、大阪府に本社を置く、産業用チェーンなどを製造・販売する企業です。動力伝動や搬送に必要な産業用チェーンのみならず、減速機などを扱うモーションコントロール事業、自動車用部品を提供するモビリティ事業など、複数の事業領域からなります。

産業用スチールチェーンと、自動車エンジン用のタイミングチェーンで世界シェアNo.1を誇ります。半導体用途では、ウェハ搬送ロボット用のケーブルベヤやタイミングベルト、ウェハ研磨装置駆動用のジップチェーン、FOUP用の天井搬送装置システムを提供しています。

椿本チエインの企業研究

9位 リョーサン

9位はリョーサンです。3年後離職率は0.0%です。

リョーサンは、半導体・電子デバイスの販売やソリューションの提供を行う、エレクトロニクス専門商社です。近年、電子部品の中でも半導体の重要性が増していることから、半導体専門商社とも呼ばれています。

半導体専門商社として、ルネサスやヤマハ、ON SemiconductorやWinbondなどの半導体メーカーの製品を取り扱っています。

リョーサンの企業研究

10位 AREホールディングス

10位はAREホールディングスです。3年後離職率は0.0%です。

AREホールディングスは、貴金属・レアメタルのリサイクル・精錬・加工や、産業廃棄物の収集運搬・処理を行う、非鉄金属メーカーです。

貴金属事業では、半導体製造プロセスにおいて、部品に付着した貴金属の剥離・回収を行っています。顧客のニーズに合わせ、様々な洗浄技術を駆使し、高精密に剥離・洗浄を行っています。

AREホールディングスの企業研究

11位 東京エレクトロン

11位は東京エレクトロンです。3年後離職率は0.4%です。

東京エレクトロンは、半導体製造装置の世界的リーディングカンパニーです。数多くの半導体製造装置で世界シェア1位を獲得しており、日本を代表する「高シェア・高収益・高年収企業」です。

半導体製造のキープロセスである

  • 成膜
  • 塗布・現像
  • エッチング
  • 洗浄

4つの工程において製品を有する、世界唯一のメーカーです。

東京エレクトロンの企業研究

12位 トクヤマ

12位はトクヤマです。3年後離職率は2.0%です。

トクヤマは、ソーダ灰、苛性ソーダといった化成品や、高純度多結晶シリコン、セメント等を製造する大手化学メーカーです。半導体関連では、

  • 高純度多結晶シリコン(Siウエハーの原料)
  • 高純度ボロン(単結晶シリコン用ドーパント)
  • 高純度トリクロロシラン(エピ成長用原料)
  • 高純度IPA(半導体洗浄・乾燥用)
  • フォトレジスト用現像液

など、様々な半導体用材料・ケミカルを製造・販売しています。

トクヤマの企業研究

13位 味の素

13位は味の素です。3年後離職率は2.1%です。

味の素は、「味の素」「ほんだし」といった食品を製造する、食品メーカーです。アミノ酸製造技術を活かし、甘味料や化成品、医薬品の製造・販売も行っています。

半導体関連では、層間絶縁材である「味の素ビルドアップフィルム(ABF)」を製造・販売しており、世界シェアは100%です。

味の素の企業研究

14位 浜松ホトニクス

14位は浜松ホトニクスです。3年後離職率は2.1%です。

浜松ホトニクスは、光関連の電子部品や電子機器を製造・販売するメーカーです。半導体レーザー、フォトダイオード、光電子倍増管、X線管など、光関連で高い技術力を有しており、光電子倍増管の世界シェアは約90%を誇ります。

半導体製造工程では浜松ホトニクスの様々な部品・装置・技術が使用されています。また、光学技術を活かし、レーザーを用いたステルスダイシング技術の開発・提供も行っています。

浜松ホトニクスの企業研究

15位 SMC

15位はSMCです。3年後離職率は2.2%です。

SMCは空気圧機器を主力製品とする、自動制御機器総合メーカーです。空気圧機器とは、圧縮空気を利用したFA機器です。例えば、エアシリンダー、ロータリーアクチュエーター、エアチャック等の空気圧機器により、物を押す・引く、つかむ、回すといった動作を、空気圧の力で行います。

そのため、空気圧縮機期は、産業ロボット、医療機器、半導体製造装置など、あらゆる産業機器に搭載される機械部品です。半導体業界向けとして、薬液用バルブ、高真空バルブ、減圧弁やダイヤフラムバルブ等を提供しています。

SMCの企業研究

16位 東京ガス

16位は東京ガスです。3年後離職率は2.3%です。

東京ガスは都市ガス供給が主要事業の会社です。都市ガス事業者としては世界最大の企業です。東京ガスの孫会社である、東京ガスケミカルは、ネオンやクリプトンといった希ガスを半導体メーカーに供給しています。

東京ガスの企業研究

17位 日産化学

17位は日産化学です。3年後離職率は2.5%です。

日産化学は、化学品や機能性材料、農業化学品用の材料を製造・販売する、大手化学メーカーです。日産化学が製造する動物用医薬品有効成分である「フルララネル」は高評価を受けています。

また、ディスプレイ材料や半導体材料においても世界シェアトップクラスの製品群を有しており、反射防止コーティング材料を提供しています。フォトレジストの下にコーティングすることで、露光時のトラブルを抑制します。

日産化学の企業研究

18位 東ソー

18位は東ソーです。3年後離職率は2.5%です。

東ソーは山口県に本社を置く、総合化学メーカーです。クロル・アルカリ、石油化学、付加価値の高い機能商品など、幅広い材料を提供しており、苛性ソーダやジルコニア粉末などで国内シェア1位を獲得しています。

半導体配線に必要な高純度Cuターゲット、バリア層としてのTaターゲットなど、各種金属ターゲットを製造しています。また、CVDや酸化・拡散工程、エッチング工程に必要な、高純度石英ガラス部材も提供しています。

東ソーの企業研究

19位 東京応化工業

19位は東京応化工業です。3年後離職率は2.6%です。

東京応化工業は、半導体のフォトリソグラフィーで使用されるフォトレジストや、高純度化学薬品、その他の化学品を扱う化学メーカーです。半導体用フォトレジストでは世界シェアNo.1を誇ります。

東京応化工業の企業研究

20位 ファナック

20位はファナックです。3年後離職率は2.8%です。

ファナックは、工場の自動化機械に特化した電気機器・機械メーカーです。工作機械用のCNC装置で世界シェア1位、産業用ロボットでも世界首位を誇るなど、日本を代表するメーカーです。

半導体製造に関する自動化の流れに併せて、産業用ロボットを半導体業界向けに提供しています。

ファナックの企業研究

21位 アンリツ

21位はアンリツです。3年後離職率は2.9%です。

アンリツは、通信システムに欠かせない電子計測器や、食品・医薬品の品質保証システム、環境計測機器などの開発・製造・販売を行うメーカーです。通信端末の世界大手を誇ります。

半導体関連では、半導体光増幅器などの製造・販売を行っています。

アンリツの企業研究

22位 AGC

22位はAGCです。3年後離職率は3.0%です。

AGCは三菱グループの一員である、世界最大級のガラスメーカーです。建築材料・自動車向けガラスや、電子部材・その他の化学関連素材の製造・販売を行っています。

半導体関連として、製造装置用の炭化ケイ素・合成石英ガラス製部材、研磨用CMPスラリー、封止材用のガラスフリット、フォトマスク用のブランクスなど、半導体製造に欠かせない部材を幅広く提供しています。

AGCの企業研究

23位 日本電気硝子

23位は日本電気硝子です。3年後離職率は3.0%です。

日本電気硝子は、「特殊ガラス」で世界トップクラスのシェアを誇る、ガラスメーカーです。液晶用ガラス基板や、フラットパネルディスプレイ(FPD)用硝子、高機能性樹脂強化用ガラス繊維で世界トップクラスのシェアを誇ります。

半導体関連では、半導体をサポートする高精度基盤として「半導体用サポートガラス」を提供しています。低膨張から高膨張まで取り揃えています。

日本電気硝子の企業研究

24位 豊田合成

24位は豊田合成です。3年後離職率は3.0%です。

豊田合成は、合成樹脂やゴムを中心とした、自動車部品などを製造・販売する自動車部品メーカーです。自動車用の内外装部品や、ウェザストリップ、セーフティーシステム製品などを製造しています。非自動車部品では、LED製品も製造しています。

半導体関連では、GaNパワー半導体の開発を行うなど、次世代向けの半導体開発を行っています。

豊田合成の企業研究

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